営業職の仕事が楽だと思える人って、どのくら
いいるのでしょうか。
私も25年間、営業職を続けてきましたが、た
だの1回も楽だと思ったことはありません。
25年間も長く続けられたのは「負けたくない
」という気持ちだけでした。
とはいえ、このまま続けていくべきか、どうか
悩んでいる方もいると思います。
このまま営業の仕事を続けられるか悩んでいる
方とっては大きな問題です。
では、どう決断するのが一番よい方法なのでし
ょうか。

この記事では、営業職は長く続け
られる仕事なのか?
それとも続けられないなら辞めて
も大丈夫かについて紹介します。
マルモと申します。
採用担当10年、営業職25年、人事
担当5年の経験があります。
1960年香川県生まれ。5回の転職で
大手総合商社や大手OA機器会社などを
経験してきました。
>>営業職の離職率って高いの?低いの?
転職を重ねた営業のプロが解説!
営業職は長く続けられる仕事なの?
営業職は長く続けられる仕事なのでしょうか?
結論からいうと続けられます。
しかし、考え方次第で随分違ってきます。
営業職として、まだ経験が浅い人や入社したば
かりの人の場合、「営業に向いてない」とすぐ
に決めつけてしまっているところがあります。
営業の仕事は、慣れるまでにある程度の期間が
必要です。
経験が浅いと、どうしても自分が営業に向いて
いるかどうかの判断ができません。
これは営業以外の仕事でも同じことがいえるで
しょう。
営業職を長く続けていこうと思うなら、「営業
という仕事を理解」することが大切です。
たとえば、
・ノルマのプレッシャーに耐えられそうか
・拘束時間の長さに耐えられるか
・お客様と話するのが得意か不得意か
・上司から営業成績のことを言われても
我慢できるか
・社内の人間関係をうまくやっていけるか
・営業職を経験してどうなりたいか
など以上のことを冷静に考えてみてください。
営業職を長く続けたければ、目標を明確にして
何でもポジティブ思考になることです。
やることもやってもいない段階で、「向いてな
い」とか「続けて行けるだろうか」という考え
では、仕事を変えても続かないでしょう。
「隣の芝生は青く見える」ではないですが、ネ
ガティブ思考になると、営業以外の職種に対し
てイメージがよく映る場合があります。
だからといって、我慢しなさいと言っているわ
けではありません。
たとえば、どうしても営業職が向いてないと思
うなら異動届を出して他の部署に移るというの
も方法のひとつです。
私自身、人事担当をしてきた経験上確かに人に
は向き不向きがあることも理解しています。
頑張って入社した会社であれば、せめて半年間
頑張ってみてはどうでしょうか。
仕事を変えることは、決して悪いことではあり
ません。
営業職を辞めれば、今の不満や不安が本当に解
消できるのかをよく考えてみることです。
>>営業を突然辞めたくなる理由とは・・
それを乗り越える方法を徹底解説!
営業転職におすすめなエージェント
営業職の転職におすすめしたい転職エージェント3選
営業を続けたくないなら辞めても大丈夫?
営業を続けたくないなら、辞めても大丈夫かに
ついてですが、答えはYESです。
なぜなら、続けたくないという気持ちで仕事を
していても、営業という仕事を好きにはなれな
いからです。
辛い気持ちのままで仕事をするくらいなら、思
い切って働く環境を変えるべきです。
中には、営業を経験したことで選択肢が広がっ
たという人もいます。
しかし、働く環境を変えたからといって今の環
境とガラッと変わるかは別問題です。
たとえば人によっては、仕事内容は変わらない
のに働く環境が変わったことで、水を得た魚の
ようにイキイキと働ける人もいます。
営業職を続けたくないなら、辞めても大丈夫で
すが、営業職が本当に嫌いなのかどうか、もう
一度考えてみることも大切です。
>>営業職がどんな時に転職を意識するのか。
20代が30代以降も勝ち残っていくため
に準備すること
まとめ
今回は営業職は長く続けられる仕事なの?続け
たくないなら辞めても大丈夫?について紹介し
ました。
いかがでしたでしょうか。
営業職はとっかりやすい仕事ですが、ハードル
の高い仕事であることも確かです。
向き不向きがはっきりしているのも営業職とい
えるでしょう。
ストレスを抱えながら働いても、決して良い結
果は生まれません。
働く環境を変えたことで、仕事にやりがいを感
じれることもあります。
仕事を長く続けられる秘訣は、多少厳しい環境
でもその仕事にやりがいが持てるどうかではな
いでしょうか。