あなたは営業職についてどんなイメージを持た
れていますか?
「ノルマがきつい」「厳しそう」というのが、
みなさんが想像するイメージではないでしょう
か。
でも実際のところはどうなのでしょう。
そこで、この記事では営業職に対するイメージ
や営業をどのように楽しめばよいのかを解説し
ます。

営業職を25年続けてきたマルモ
です。
この記事を最後まで読むことで、
営業職のイメージが理解でき、今
後の転職に役立ちます。
営業職に対するイメージとは?
多くの職種がある中で、転職や就職を検討をす
る際、なぜ営業職は候補から外されてしまうの
でしょうか。
営業という言葉だけ聞くと「ノルマがある」「
夜遅くまで仕事をしなくてはいけない」「常に
数字に追われている」などネガティブなイメー
ジがあるからではないでしょうか?
それ以外にも、「口下手だから自分には無理だ
」「人と競い合うのが苦手だから」という理由
で営業職を諦めてしまう人もいます。
とはいえ、どんな仕事でも大なり小なり辛くて
大変な面もあると思います。
しかし、営業職の場合は最初から厳しさのハー
ドルが高いため辞めてしまう人も多いことから
営業は厳しいと思われてしまうのかもしれませ
ん。
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営業職はノルマがきついという理由
営業職の悪いイメージの1つとしてノルマが
きついということが挙げられます。
毎月の目標数字や利益率が設定され、それを
達成することが使命とされます。
目標数字を達成するために弛まぬ努力と精神力
が求められます。
業種によっては、とんでもない高い数字を設定
されたりするので、プレッシャーと戦い続けな
くてはいけません。
また、飛び込みで訪問したり、訪問するための
アポイントを取らなくてはいけないので根気の
いる仕事です。
それだけに、あまり生真面目に考えすぎると、
プレッシャーで押し潰されそうになったりもし
ます。
ストレスが過度になりすぎると、中にはうつ病
になる人もいるほどです。
だからこそ、ONとOFFの切り替えをしっかりし
ながら仕事をすることが大切なのです。
営業職のイメージは良くない?
営業職は「きつい」という印象があるので、ど
うしてもネガティブなイメージを持たれている
ところがあります。
たとえば、過去に営業を経験した人が「辛い」
「きつい」などネガティブな印象を持って辞め
たりすると、決してよい評判を流さないという
ことが考えられます。
仮に、そんなネガティブな印象を持ったまま営
業を辞めた人だと、周囲から営業職のことを聞
かれても悪いことしか言わないでしょう。
それが周囲に広がってしまえば、営業職に対す
るイメージが悪くなってしまうのです。
さらに、ノルマが達成できず残業ばかり続くよ
うな経験をした人は、営業職のことをよく思っ
ていないだけに、悪いイメージだけを広げてし
まっている傾向があります。
明るく前向きな営業だっている
同じ営業でも、明るい表情で仕事をしている人
と、暗い表情で仕事をしている人がいます。
明るい表情で仕事をしている人は、営業職とい
う仕事を楽しんでいるから、自然と笑顔になる
のです。
その一方で、暗い表情で仕事をしている人は営
業職の仕事がつらいと感じながらやっているか
ら、いつの間にか暗い表情になってしまってい
るのです。
その表情の違いは成果を出せているか、いない
かの差なのです。
要するに、成果を出せなければネガティブな考
え方になるので、悪い情報しか発信しなくなる
のです。
営業職はなぜネガティブなイメージになるのか?
営業職は、なぜネガティブなイメージになって
しまうのでしょうか。
結論から言えば、営業職を辞めた人や現在営業
職として働いている人の中に、つらい経験をし
たことでマイナスなイメージを持ってしまって
いるからです。
営業職を目指す人の中には、すぐに過敏に感じ
てしまう人や、感情の起伏が激しい人もそれな
りにいます。
したがって、何事も正面から素直に受け取って
しまう心優しい人の多い傾向があります。
心優しい営業マンは、少しでもお客様とコミュ
ニケーションを取って寄り添う努力をしようと
します。
しかし、いくらお客様とコミュニケーションが
取れても契約できなければ、評価されないのが
営業職の世界です。
提案した商品をお客様から、けんもほろろに断
られてしまうと、その対応のギャップに苦しむ
ことになります。
そういった体験をしてしまうと、どうしても営
業職に対するネガティブなイメージをもってし
まうのでしょう。
つまり、営業職は成果が出せることでポジティ
ブ思考になり、出せなければネガティブ思考に
なるのです。
ネガティブ思考にならないために、普段からポ
ジティブ思考でいることも営業職を続けていく
うえで大切なことなのです。
営業職を目指すならポジティブ思考に変える
営業職を目指すうえで、ポジティブ思考でいる
ことはとても必要なことです。
ネガティブな考え方を持っていると、何かよく
ないことが起きるたびに、悪い方向へ考え方を
シフトしてまうようになります。
そしてついには、行動が止まってしまいなにも
行動を起こすことができなくなってしまうので
す。
ではどうすれば、普段から物事をポジティブに
捉えていけるようになるのでしょうか。
仮によくないことが起こっても、自分なら回避
できると普段から考えを習慣化することです。
たとえば、お客様から商品に対するクレームが
あった場合「商品をキャンセルされたらどうし
よう」と考えるのではなく「きちんと説明すれ
ばきっとわかってくれる」という思考に変える
ことです。
こういう風に、一つひとつの考え方を前向きに
変えることで状況は変わっていきます。
優秀な営業マンほどポジティブ思考
ネガティブな考え方を捨てれば、営業職という
仕事が楽しくなるんだろうかと半信半疑でいる
人もいるかと思います。
営業マンにとっての必須条件は、ポジティブ思
考であることです。
考え方をネガティブ思考からポジティブ思考に
変えただけでも、一歩前進したといえます。
だからといって、すぐに結果が出てバンバン成
果が出せるというわけではありません。
前向きな姿勢でいると、仮に成果が出ないとき
でも考える思考がポジティブなので「わたしな
ら次は必ず成果を出せる」と捉えられるように
なるのです。
優秀な営業マンも、最初からポジティブな考え
方ができていたわけではありません。
そこには、成果を出して高い給料をもらい生活
を豊かにしたいという強い意志があったからこ
そ何事も前向きに捉えていけるようになれたの
でしょう。
これは、わたしが25年営業職を続けてこれた
経験から言えることです。
自分がどんなことに対してネガティブなのかを
知っておけば、改善策は必ず見つかります。
営業職を選んだ目的がはっきりしていれば、多
少つらいことがあっても、乗り切っていけるの
ではないでしょうか。
考え方を変えれば営業職は楽しくなる
営業職としてうまくいかなかった人の情報発信
によって、ネガティブなイメージが作り出され
ていることがあります。
本来、営業職という仕事はとても魅力があり楽
しい仕事なのです。
私も、最初は営業職には向いてないと自分で思
い込んでいました。
でも、営業職の仕事を続けているうちにその魅
力に取りつかれ気がつけば25年もの間、営業
職の仕事を続けていました。
最初は営業の仕事が楽しいと思えないこともあ
りますが、一つのきっかけで営業の仕事が楽し
いと思えるときがきます。
「自分ならできる」と、思わなければどんな仕
事でも成功することはできないのです。
まとめ
営業職に対するイメージを解説してきました
がいかがでしたか?
同じ営業でも向き不向きはあります。
でも、あなたが自分に合った営業スタイルを
見つけることでやりがいも変わってきます。
是非とも自分に合った営業職を見つけて、
営業の楽しさを実感してみてください。